横浜市南区役所
横浜市南区役所は、
2つの電車利用と4つのバス会社が停車する「南区総合庁舎前」バス停が利用できるとても便利な立地です。
京浜急行線「黄金町」駅から大岡川を渡って徒歩14分、
市営地下鉄「阪東橋」駅から徒歩8分です。
バスはというと、横浜市営バス・神奈中バス・相鉄バス・京急バスを使って行くことが出来ます。
また、132台収容出来る駐車場も有り、24時間(有料ですが)利用出来ます。
南区役所は平成28年に新築された新総合庁舎として土木事務所・消防署・公会堂と共に移転して来ました。
地下1階地上7階建ての免震構造が採用されている庁舎です。
免震というのは、積層ゴムで建物の重さを支えながら横方向に変形して地震の力を和らげる構造で、横浜市の区役所では南区役所が初めてこの免震構造を使っています。
浸水対策のためには、機械室と電気室を6階の高い所に配置してあります。
また隣に有る「市大センター病院」で発電した電気を専用の電線で受電するというエネルギー連携で災害時や停電のときにも電気が止まらないようになっています。
省エネルギー化にも取り組んでいて、
館内にテレビモニターがあって、6階屋上の太陽光発電機で作られる電力量や使っている電気量、水道、ガス、地中熱量が毎日画面に表示されてわかるようになっています。すごいですよね。
そして屋根に降った雨水を地下で溜めてトイレの洗浄や植木の水やりに利用しているそうです。もちろんろ過して滅菌処理をしてです。
自然のエネルギーを有効に使っているのですね。
また、中庭からの自然な太陽光が建物に入ってきたり、自然な風の通り道が出来ていたり、神奈川県産のスギの木材をたくさん使って自然の温もりを感じられる、環境にやさしい建物なんですね。
そしてユニバーサルデザインやバリアフリーで利用者にも優しい。広くて気持ちの良い区役所です。
南区のシンボルは「さくら」です。近くを流れる大岡川の河川沿いは桜の名所となっています。だからでしょうか、新市庁舎のかべにもさくらのモチーフが埋め込まれていました。