三宅村役場
三宅村役場は、2000年の噴火で本庁舎が1番被害を受けた坪田地区にあったことから、全島避難が解除された後も今現在の阿古地区に臨時庁舎として存在しています。元々、校舎だった建物を使っているので学校感が感じられます。1階から3階まであり、総務課、企画財政課、村民課、福祉健康課、観光産業課、地域整備課、企業課、消防本部、教育委員会、議会事務局とたくさんの課があります。島外から移住してきた職員も多く、みんな頑張っています。しかしながら島の暮らしに慣れず辞めてしまう方も多く、毎年職員を募集している印象です。島暮らしが好きな人、休日に釣りやスポーツを楽しみたい人、とにかく自然が大好きな人には最高の職場だと思います。そういう私も島出身ですが、内地で結婚して家族で島に戻りました。内地では子供が起きる前に仕事に行き、寝てから帰るような生活をしていた主人も島で役場勤務をするようになって、子供と触れ合う時間も多くなり本当に良かったと思っています。三宅村役場には女性職員も多く、課長など重要なポストに女性もいます。また、職員住宅などもあり、住環境はしっかり整備されている印象です。ほとんどの職員が自家用車で通勤しており、元学校という立地からグラウンドが駐車場でとても広く通勤には困りません。地方公務員なので福利厚生などしっかりしていて、有給などもしっかり取れる環境です。住民との関係ももちろん良好でとてもやりがいのある仕事だと思います。島内ではいろいろなイベントが多く、役場職員もお手伝いや参加などすることがありそういったことが好きな人には楽しいかなと思います。台風などの災害時は避難施設を開放して、一人暮らしのおじいちゃんやおばあちゃん、危険な地域に住んでいる方などの対応をしたりします。自然が多い分、自然災害と隣り合わせなことも多く、責任ある仕事とも言えます。住民の安全を第一に考えられる心優しい人に向いている職場だと思います。