

三重県最南端の町・紀宝町(きほうちょう)にある役場です。 現在の紀宝町役場は、2006年に合併した旧・鵜殿村(うどのむら)の役場を使用しています。 紀宝町は、御浜町との2町で南牟婁郡を構成しています。 紀宝町は、熊野川を隔てたすぐ隣が和歌山県の新宮市のため、新宮市のベットタウンとしての側面もあるようです。但し、単純な人口密度で言うと、新宮市より紀宝町のほうが人口密度が高いです。 ちなみに役場付近の旧・鵜殿村は、廃止されるまで日本で一番面積の小さい村で、かつ日本で一番人口密度の高い村だったそうです。 役場は、JR紀勢本線の鵜殿駅と新宮駅のほぼ中間地点にありますが、新宮駅からは熊野大橋からぐるっと回り込まないといけないため、若干距離があります。 また、紀宝町役場と同じ敷地内には、駐車場を挟んで紀宝町鵜殿体育館もあります。訪れた際にちらりと見ると、バスケットボールの試合が行われていました。他にも、日本第5位の製紙会社である北越コーポレーション紀州工場も立地しています。