広大な敷地の中に建つ日進市役所
日進市の歴史を見ていくと「市」となったのはまだ最近のことと感じますが、元々の地名は明治時代に入り、市制町村制施行により14ヵ村が統廃合され「香久山村」「白山村」「岩崎村」の3村が誕生し、その後明治39年にこの3村が合併し「日進村」となり、現在の市域が形成されたとなっています。古くは戦国時代に遡り、小牧長久手合戦の重要な戦地であった岩崎城は織田信長の父「信秀」の代に築城されたという説もあるようで、隣接する長久手市に続く歴史の古い場所でもあるようです。そんな歴史の残された広大な土地の真ん中に位置する日進市役所は、交通のアクセスには決して恵まれた場所ではありませんが、今では巡回バス(「くるりんばす」)が随時運航され、お年寄りや車などが利用できない方にも安心して来庁できるように配慮されています。敷地内には「シルバー人材センター」や「にぎわい交流館」などの建物もあり、またJAあいち尾東の運営する園芸センターなどにも隣接しているため地元の方には駐車場も広くわりと利用しやすいお役所ではないかと感じます。