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官庁・省庁情報(春)

春の官庁・省庁情報



春は陽気が良くなり、行事が盛んに行なわれる季節です。これは官庁・省庁においても同様で、宮内庁は「園遊会」を、内閣総理大臣は「桜を見る会」を開催。厚生労働省は、春の1週間を「女性の健康週間」と定めています。

園遊会

園遊会

宮内庁は省庁のひとつで、皇室関係の国家事務や皇室の儀式にかかわる事務などを行なう内閣府の機関です。

宮内庁では、毎年春と秋の2回、東京都千代田区千代田の赤坂御苑で「園遊会」を開催。天皇皇后両陛下が、衆議院と参議院の議長、副議長、議員、内閣総理大臣、国務大臣、最高裁判所の長官と判事、その他、立法・行政・司法各機関の要人、都道府県の知事と議会議長、市町村の長と議会議長、産業・文化・芸術・社会事業など各界功績者とそれぞれの配偶者など、約2,000人を招きます。

皇太子同妃両殿下を始めとする皇族が出席する他、春の園遊会には各国における外交使節団の長以下の外交官・各国の領事館の長とその配偶者・令嬢も招待されます。

園遊会の歴史

近代の天皇が主催する戸外での宴会としては、1880年(明治13年)開始の「観菊会」や1881年(明治14年)開始の「観桜会」がありますが、「園遊会」は、1953年(昭和28年)に始まりました。当初は秋にのみ行なわれていましたが、1965年(昭和40年)から春にも行なわれるようになり、それぞれ「春の園遊会」「秋の園遊会」と呼ばれるようになりました。

園遊会の出席者

園遊会は、どんな人たちが招待されるのか、そして、招待された人たちの服装や様子なども話題になり、毎年テレビなどで大きく取り上げられます。

2016年(平成28年)の春の園遊会は4月27日に行なわれ、2015年(平成27年)ノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智さん、2015年(平成27年)ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所所長・教授の梶田隆章さん、JAXA宇宙飛行士の油井亀美也さん、ユニセフ親善大使でタレントの黒柳徹子さん、サッカー元日本女子代表キャプテンでチームとして国民栄誉賞を受賞した澤穂希さん、福島県知事の内堀雅雄さんなどが招待されました。

桜を見る会

内閣総理大臣は、行政官庁のひとつ。日本国において行政権の属する内閣の首長たる国務大臣で、日本国における政府の長です。

この内閣総理大臣の主催で、毎年春に東京都新宿区内藤町の新宿御苑で行なわれるのが「桜を見る会」です。60年程前から始められ、皇族や各国の大使の他、各省庁から推薦を受けた人たちが招待されます。招待される人の多くは国際活動や災害救助などで功績のあった人たちで、毎回ニュースで取り上げられる芸能人やスポーツ選手は、政府・与党が推薦しています。会場には団子などのブースも設けられ、「桜を見る会」が開かれる午前8時半から10時半まで一般客の入場は禁止。

招待客が内閣総理大臣と共にゆっくりと散策を楽しみます。ちなみに、2016年(平成28年)の「桜を見る会」は、安倍晋三内閣総理大臣主催で4月9日に行なわれ、アイドルグループのももいろクローバーZや人気子役の鈴木梨央さんなどの芸能人を含む約16,000人が出席しました。

女性の健康週間

厚生労働省は、省庁のひとつで、2001年(平成13年)1月の中央省庁再編により、厚生省と労働省を廃止・統合して誕生しました。

「女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすためには、生活の場(家庭、地域、職域、学校)を通じて、女性の様々な健康問題を社会全体で総合的に支援することが重要」との考えから、厚生労働省では、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。

この期間中、国や地方公共団体、関連団体が一体となって、健康セミナーや運動教室、乳がん、子宮頸がん検診、健康相談などの取り組みが行なわれています。

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桜が満開を迎える春は、新しい職場や環境で新生活を始める人が四季を通してもっとも多い季節。もちろん日本という国を動かす行政機関である官庁や省庁も、フレッシュな新人が加わり、庁内も活気づきます。また、官庁への就職を希望する人にとって、春は気を緩められない重要なシーズンです。というのも、国家公務員の一般職を目指す人にとって大きな関門である「春の官庁訪問」や学生向けに各官庁の職場を直に見学できる「官庁公開フェスティバル」が開催されるからです。国家の中枢機関である官庁、省庁へ就職するためには一体どのようなプロセスがあるのでしょうか。

春の官庁訪問

春の官庁訪問

そもそも「春の官庁訪問」とは、国家公務員試験、及びそれに準じる試験の受験者を対象に行なう、各府省の採用プロセスのことを指します。官庁訪問では、試験の受験者を対象に業務説明などをする他、実質的な採用面接が行なわれるため、官庁訪問への参加は「国家公務員」として採用されるためのひとつの関門となります。この官庁訪問は人事院が行なう国家公務員試験とは別に、各府省が独自に行ない、府省側は業務に適した人材を見付けるために、受験者側は業務説明などで業務内容を知ることができるという点において、双方にメリットがあるのが特徴です。官庁訪問での面接は非常に厳しいことでも知られていますが、その難度は職種や試験区分によって異なり、一般的には厳しい順から「国家Ⅰ種」、「国家Ⅱ種」に続き、事務系、技術系だと言われています。

日程は各府省によっても異なりますが、4月上旬から実施されることから「春の官庁訪問」と呼ばれ、この合格を目指すためのセミナーや予備校なども数多くあります。

省庁の就職希望「御三家」

数ある省庁の中でもとりわけ就職希望者が多いのが、通称「御三家」と呼ばれる「財務省」、「警察庁」、「経済産業省」で、次いで「外務省」や「防衛省」などが人気です。

また、国家公務員一般職の人事院面接は、官庁訪問とほぼ同時期に行なわれるため、就職を希望する者にとっては両方の対策を同時に行なう必要があります。正確な数字は公表されていないものの官庁訪問の倍率は非常に高いとされ、これらに合格するために就職浪人をする人も多いようです。

各府省に採用されるためには官庁訪問でその府省から高い評価を得る必要がありますが、国家公務員として採用されるには、人事院が行なう国家公務員試験の合格が必須です。そのため高評化を得ても試験に合格していなければ採用はされず、就職希望者にとってクリアしなければならない関門は数多く存在します。

官庁公開フェスティバル

春の官庁訪問よりも一足早く、現役の学生に向けて行なわれる「官庁公開フェスティバル」は、毎年3月上旬に各官庁で開催されます。このフェスティバルは、国家公務員を目指す学生に各官庁の職場や業務を直接見てもらい、公務の魅力を肌で感じてもらうことを目的としています。

参加に関しては予約が必要で、毎年日程が決まったら人事院の公式ホームページで告知されます。ただし、参加人数が定員に達すると締め切られるため、興味がある場合は早めの予約が必要です。なお、このフェスティバルには就職活動を行なう大学3、4年生や大学院生だけでなく、1年生、2年生も参加できるのが特徴。実際に国家公務員の職を希望する場合は、少しでも早くからこういったイベントに参加し、いち早く対策を練るという学生も少なくありません。

このフェスティバル以外にも、官庁や省庁では各地の大学キャンパスを利用した「公務研究セミナー」なども行なっているので、もし国家公務員の仕事に興味があるのであれば、積極的に参加してみるのも良いでしょう。なお、フェスティバルやセミナーに参加する際の服装に規定はなく、公式にも「服装自由」とありますが、主催者側がスーツを着用しているケースが多く、実際の参加者の9割がスーツで参加していることもあるため、一般的には軽装よりもスーツで参加するほうがベターです。

フェスティバルの内容は、業務紹介の他に、職員との懇談や質疑応答、執務室の見学などがあり、そこで働く人の生の声を聞けることも魅力のひとつ。

漠然と国家公務員になりたいと希望していても、その業務の実態や様子を知る機会はあまり多くはありません。職員がどのような生活スタイルで暮らしているのか、実際の業務内容や職場の雰囲気など、「官庁公開フェスティバル」は、普段なかなか知ることができない国家公務員の仕事内容や素顔が知れる絶好の機会です。


官庁・省庁では、春の行事が数多くありますが、この時期に国民を喜ばせてくれるのが、桜の開花発表と春の叙勲です。

桜の開花発表

桜の開花発表

春になると、桜の咲く時期が待ち遠しくなり、やがて南の方から桜前線が北上し、花の見頃が日本列島を覆います。気象庁では、桜の開花の観測をしており、2009年までは毎年3月初旬に「桜の開花予想」を発表していましたが、今では民間の気象会社が開花予想を行なっており、気象では開花日と満開日を発表しています。

桜の開花は、主にソメイヨシノを観測対象としていますが、北海道北部や東部はエゾヤマザクラ、沖縄・奄美地方ではヒカンザクラが対象となります。全国68ヵ所にある桜の標本木の状態を見て観測を行ない、5~6輪以上の花が咲いた状態を開花日としています。気象庁がまとめた統計によると、例年、1月中旬に沖縄・奄美地方でヒカンザクラの開花が始まり、3月下旬には、ソメイヨシノが九州、中国、四国、近畿地方、東海南部、関東南部を結ぶ地域で開花します。4月上旬には北陸、関東北部、東北南部の地域に達し、4月上旬では東北北部、北海道南部で開花して、5月中旬に北海道北部・東部に達するとされています。また、桜の開花を過去30年間の平均値と比べて2日以内のズレでは「平年並」、3~6日以上のズレでは「早い」「遅い」、7日以上ずれると「かなり早い」「かなり遅い」と発表しています。

春の叙勲

春の叙勲

政府は、国の発展に功績があった人に対して毎年2回勲章・褒章を授与していますが、春には内閣府が春の受章者を発表します。日本の勲章は菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、宝冠章、文化勲章に大別され、菊花章、桐花章以外は、それぞれに6段階に区分されています。菊花章は日本の最高勲章で、桐花章とともに国に対して顕著な功績がある者に贈られます。旭日章は、国家や公共に対して功労した者、瑞宝章は、国家や公共に対して長年にわたって功労した者に贈られ、文化勲章は、文化の発展に寄与した者に贈られます。宝冠章は、女性皇族や外国人女性に対して贈られる儀礼的な勲章です。

叙勲の受章者の選考は、内閣総理大臣が決めた「叙勲候補者推薦要項」に基づいて行なわれ、衆参両議長、最高裁判所長官、各省庁大臣などから、内閣総理大臣に受章候補者の推薦が行なわれます。内閣総理大臣は候補者を審査し、受章者を閣議決定します。さらに天皇に上奏して裁可を得ると受章者が発令されます。これ以外に、叙勲候補者としてふさわしい者を一般人が推薦できる「一般推薦制度」が2003年から導入され、人目につきにくい分野での功労者にも光が当てられました。

なお、菊花章、桐花章、文化勲章と旭日章、瑞宝章、宝冠章の上位2区分までは、皇居にて授与・伝達式が執り行なわれます。