ご希望の市区町村役場/県庁/省庁情報を無料で検索できます。ホームメイト・リサーチTOP

市区町村役場/県庁/省庁

役所情報

西条市役所の役割と特徴/ホームメイト

愛媛県の東部に位置する西条市は、瀬戸内海に面する臨海部に大規模な工業地帯が広がっています。一方で、古くからの水資源である地下水「うちぬき」や、石鎚連峰(いしづちれんぽう)周辺の自然を守りながら都市化を進めてきました。西条市の行政を担う「西条市役所」では、豊かな自然と共生したまちづくりを進めるとともに、2024年度(令和6年度)からは、民間から投資を募り、民間企業に委託した事業の成果によって西条市が交付金を支払う仕組みを取り入れています。「西条市役所の役割と特徴」では、西条市の歴史や特徴、おすすめスポット、土地活用に役立つ情報のほか、西条市役所が取り組んでいる主な政策についてご紹介しましょう。

西条市の歴史と特徴

西条市の歴史と特徴

西条市愛媛県の東部に位置し、市域の南側には石鎚連峰が連なっています。瀬戸内海に面した臨海部は、工場が立ち並ぶ大規模な工業地帯です。現在の人口は、約10万3,000人となっています。

江戸時代には城下町として発展

西条市は江戸時代には西条藩(現在の愛媛県西条市)の城下町として栄え、1889年(明治22年)の町村制施行により「西条町」となり、1941年(昭和16年)の市制施行によって隣接する飯岡村、神戸村(かんべむら)、橘村、氷見町(ひみちょう)と合併し、西条市となりました。

西条市が現在の市域となったのは、2004年(平成16年)のことです。東予市(とうよし)、丹原町(たんばらちょう)、小松町と合併し、509.04㎢の広大な市域を有する自治体となりました。

臨海部では工業都市化が進む一方で、西条市には城下町として栄えた200年の歴史を物語るように、西条藩や小松藩(現在の愛媛県西条市小松町)にまつわるスポットが点在しています。

国土交通省の「水の郷百選」に選出

西条市はまちづくりの基本理念として、「人がつどい、まちが輝く、快適環境実感都市」を掲げています。

人が集う市街地として開発されているのは、西条市役所がある中央部地区と、JR予讃線「壬生川駅」(にゅうがわえき)がある東予東地区の2つです。これらの地区では「活力ある産業振興を目指したまちづくり」をコンセプトとして、景観に配慮した都市計画が進められています。

西条市は自然資源にも恵まれており、市内には地下水が自然に湧き出す井戸である自噴井(じふんせい)が点在。自噴井から湧き出る「うちぬき」と呼ばれる地下水は、様々な産業に活用されて地域経済を支えてきました。飲料水としての質も優れていることから、西条市は国土交通省から「水の郷百選」に選出されています。

西条市役所の政策「西条市版SIB」

快適環境実感都市を目指す西条市は、「第3期西条市総合計画」において「LOVE SAIJO まちへの愛が未来をつくる」をキャッチフレーズに設定しました。2024年度(令和6年度)からは「西条市版SIB」(SIB:ソーシャル・インパクト・ボンド)と呼ばれるプロジェクトが進められています。SIBとは、自治体が民間からの投資を募り、民間企業に関連事業を委託する施策です。民間企業が達成した成果に応じて、機関投資家や個人投資家などに交付金が支払われます。

丹原地区の新たな魅力づくり

西条市はSIBに独自の工夫を取り入れて、調達した資金を補助金として支給する仕組みを確立。2024年(令和6年)には、「ローカルメディアとMAPで繋ぐ たんばら魅力発掘プロジェクト」にかかわる採択事業者を募集しました。

市の西部に位置する丹原地区は、豊かな自然を活かして多様な食材が栽培されているエリアです。丹原地区では、PR媒体の整備や地域住民へのアンケート調査、特産品となる「たんばらドーナッツ」の販売などが実施されました。

4つの庁舎で市民の生活をサポート

広大な市域を有する西条市は、次の4つの庁舎で業務を行っています。

  • 本庁(愛媛県西条市明屋敷164番地)
  • 西部支所(愛媛県西条市周布349番地1)
  • 丹原サービスセンター(愛媛県西条市丹原町池田1733番地1)
  • 小松サービスセンター(愛媛県西条市小松町新屋敷甲496番地)

本庁は2014年(平成26年)に新館が完成し、1階部分にはキッズコーナーや待合スペースが設けられました。市民が気軽に利用できるように、正面玄関のすぐ近くには総合案内も用意されています。

西条市のおすすめスポット

観光資源に恵まれた西条市では、観光パンフレットの「たび西条」を発行しています。豊かな自然資源や歴史と触れ合える、西条市のおすすめスポットをご紹介しましょう。

石鎚山

西条市の歴史と特徴

西条市の南部にそびえる石鎚山(いしづちさん)は、標高1,982mを誇る西日本で最も高い山です。古くから地域の人々に信仰されてきた「日本七霊山」のひとつで、1964年(昭和39年)には「日本百名山」に選ばれました。

「中宮 成就社」(ちゅうぐう じょうじゅしゃ)からの登山ルートではロープウェイが利用できるため、初心者でも日帰りで山頂を目指すことが可能です。

様々なアクティビティを楽しめるように、周辺にはキャンプ場の「石鎚ふれあいの里」や、瀬戸内海を眺めながらスキーを楽しめる「石鎚スキー場」も整備されています。

うちぬき散歩コース

西条市内に約3,000本ある自噴井を目指して、うちぬき散歩コースを巡るのもおすすめです。以下のような散歩コースがあります。

  • 総合文化会館(うちぬきが飲める水飲み場を設置)
  • アクアトピア水系(ホタルの里や親水デッキがある梛木橋[なぎのきはし]周辺)
  • 陣屋跡のお堀(四季折々の花も楽しめる、かつての城下町周辺)

上記のほか、海から清水が湧き出ている「弘法水」(こうぼうみず)や、名水百選に選定されたことを記念して造られた「うちぬき広場」などもあります。多くのスポットに足を運びたい方は、西条市がホームページで公開している「うちぬきマップ」を参考にしながら計画を立ててみるのもおすすめです。

横峰寺

横峰寺」(よこみねじ)は、石鎚連峰の中腹に設けられた寺です。四国八十八ヶ所霊場では3番目の高地に所在しています。

お遍路の難所として有名で、かつては「空海」(くうかい)が修行したと伝わる寺です。本堂には、県の指定重要文化財「大日如来坐像」(だいにちにょらいざぞう)が祀られています。横峰寺までは、せとうちバスが運行する「参拝バス」を利用することも可能です。

西条市役所へのアクセス

施設名 西条市役所(本庁舎)
住所 〒793-8601
愛媛県西条市明屋敷164番地
電話番号(代表) 0897-56-5151
駐車場の有無 有り
アクセス方法
  • ・JR予讃線「伊予西条駅」から徒歩約14分
  • ・せとうちバス「市役所前 西条」下車すぐ
  • ・松山自動車道「いよ西条IC」から車で約16分
開庁時間・休日 月~金曜日:8:30~17:15
※毎週木曜日は一部業務を18:15まで延長
休日:土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

ページ
トップへ
ページトップへ戻る