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岡山県庁の特徴/ホームメイト
各都道府県庁は、環境や政治など、すべての面から地域を支えています。そのため、庁舎内部の施設や政策には、各地域ならではの様々な特色や工夫があります。ここでは、47ある都道府県庁のひとつである「岡山県庁舎」や、岡山県庁が行なう特徴ある事業について紹介します。
「岡山県」について

まずは、岡山県の概要について紹介します。
- 位置と面積
- 岡山県は、中国地方にある都道府県のひとつです。瀬戸内海に面しており、東は兵庫県、西は広島県、北は鳥取県と隣接しています。面積は7,113平方キロメートル(参考値)で、全都道府県のうち17番目の広さです。
- シンボル
- 「県の木」はアカマツ、「県の鳥」はキジ、「県の花」はモモの花です。
- 気候
- 北から南になるにつれて海抜が低くなっている地形が特徴で、北部の山地を除いた中部から南部は、瀬戸内海型気候となっています。天気が崩れにくい上、日照時間が長い気候ですが、岡山県はとりわけ年間日照時間が長く、「晴れの国」とも称されています。ただし、北部に関しては日本海側気候に近いため、冬の寒さは厳しく、降雪量も多いです。
- 産業
- 農業、林業、水産業が盛んです。特に白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ピオーネなどの果物や、黄ニラ、黒大豆、干ししいたけ、海苔、牡蠣などが特産品となっています。工業に関しては、かねてより製糸などの軽工業が盛んでしたが、近代になるにつれ重工業にも進出し、生産量が伸びてきました。自動車部品や電子デバイスの生産などが盛んです。
- 観光、自然
- 自然を望むべく、岡山県を訪れる観光客が多いです。倉敷美観地区、蒜山高原、鷲羽山などが特に人気の観光地とされています。また、湯原温泉や岡山後楽園なども欠かせないスポットです。文化施設も豊富にあり、岡山県立美術館、岡山県立博物館、大原美術館と、特に美術博物館系が多く点在しています。
「岡山県庁」について
岡山県庁は、岡山市北区内山下に置かれています。主に本庁舎、西庁舎、美波町車、議会棟の4つからなり、最上階は本庁舎の9階です。
- 庁舎について
- 庁舎内の見学は大々的に開催されていませんが、県庁舎の屋上に設置された「太陽光発電システム」の見学は不定期で行なわれています。また、県立図書館では県庁舎や行政の歴史が学べる企画展示が行なわれることもあります。
- 事業について
- 「晴れの国」と言う特色を活かし、県内に太陽光発電を推進するといった事業の他、観光や文化芸術の発展にも力を注いでいます。また、2013(平成25)年には「美作建国1300年」として、記念事業も多数企画されました。作者の故郷であることから、美作エリアの列車が人気漫画『NARUTO-ナルト-』(岸本斉史著/集英社)でラッピングされたり、同作品の展覧会が行なわれたりした他、県内各地で「アートプロジェクト」も積極的に進められました。