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岐阜県庁の特徴/ホームメイト
各都道府県庁は、環境や政治など、すべての面から地域を支えています。そのため、庁舎内部の施設や政策には、各地域ならではの様々な特色や工夫があります。ここでは、47ある都道府県庁のひとつ「岐阜県庁舎」や、特徴ある事業について紹介します。
「岐阜県」について

まずは、岐阜県の概要について紹介します。
- 位置と面積
- 岐阜県は、中部地方の西部に位置する内陸県です。東は長野県、南は愛知県、南西は三重県、西は滋賀県、福井県、北は富山県、石川県と、周りは他県に囲まれています。面積は約1万621平方キロメールとで、全国で7番目の大きさです。
- シンボル
- 「県の木」はイチイ、「県の花」はレンゲソウ、「県の鳥」はライチョウ、「県の魚」はアユです。
- 気候
- 平地と高地では標高差が激しいため、県内でも気候には大きな違いがあります。しかし、全体的には1年を通して降水量が多く、豪雪地帯・特別豪雪地帯(降雪量が多いことから、対策が施されるよう特別措置法により指定されている地帯)も点在しています。一方で夏の日中の気温が上がりやすく、猛暑日を記録することも多々あります。
- 産業
- 県内で特に目立った産業は工業です。ファッション製品、陶磁器、木工など様々な製品が製造されており、製造業の県内就業者の割合は、全国でも6位となっています。また、平地では稲作、高地ではトマト、ほうれん草、大根と、地域の気候にあった農作物を育てている他、河川でのアユ漁や、ニジマスの養殖など、水産業も比較的盛んです。
- 観光
- 安国寺経蔵と永保寺観音堂といった国宝に指定されている建造物の他、飛騨高山、養老の滝などの自然、岐阜城、墨俣城などの建築物、養老天命反転地などの観光スポットなど、豊かな観光名所が揃っています。下呂温泉、長良川温泉などの温泉地も人気が高いです。
- また、天下分け目の戦いで知られている「関ヶ原の戦い」の決戦地には、大きな石碑をはじめ、徳川軍や石田軍の家紋入りの旗があり、国指定の史跡となっています。2020年(令和2年)10月に開館した「岐阜関ケ原古戦場記念館」では、「関ヶ原の戦い」を体感できるシアターや関ヶ原の景色を一望できる展望室などが充実。その他にも、徳川家康や石田三成の陣跡や様々な史跡など、古戦場巡りが快適に行えるようにレンタサイクルが利用できます。
「岐阜県庁」について
岐阜県庁は、岐阜市薮田南にあります。4代目庁舎の事務棟と、議会東棟、議会西棟、厚生棟の4つからなっています。最上階は事務棟の12階です。
- 庁舎について
- 県庁舎は、予約制で見学することができます。また、1924(大正13)年に建てられた旧庁舎は2013(平成25)年まで岐阜県総合庁舎として使われてきましたが、老朽化により同年3月に閉庁しました。
- 事業について
- 豊かな自然を保っていくために、2012(平成24)年より「清流の国ぎふ森林・環境税」を導入しています。また「スポーツ王国・ぎふ」づくりを推進するため、「ぎふスポーツフェア」などの一大スポーツイベントを実施している他、伝統工芸品の美濃焼を広く発信していくためのイベントなども開催しています。また、岐阜県の自然を多くの人に周知させるため、県庁ホームページ上で「岐阜ものがたり集」と言う映像、写真コンテンツを配信しています。