役所情報
福井県庁の特徴/ホームメイト
各都道府県庁は、環境や政治など、すべての面から地域を支えています。そのため、庁舎内部の施設や政策には、各地域ならではの様々な特色や工夫があります。ここでは、47ある都道府県庁のひとつ「福井県庁舎」や、特徴ある事業について紹介します。
「福井県」について
まずは、福井県の概要について紹介します。
- 位置と面積
- 福井県は、日本海に面する北陸地方の県です。北東は石川県、東は岐阜県、南は滋賀県、西は京都府と隣接しています。面積は約4,189平方キロメートルで、全都道府県の中では34番目の大きさです。
- シンボル
- 「県の木」はマツ、「県の花」はスイセン、「県の鳥」はツグミ、「県の魚」は越前ガニです。
- 気候
- 日本海に面していることから、一部は特別豪雪地帯とされている程雪が多いのが特徴です。しかし、日本海沿岸部は対馬暖流を受けているため、降雪量が少ない地域です。
- 産業
- 福井では、鯖江市を中心にメガネ(フレーム)の生産が盛んで、全国シェアの9割強を誇っています。その他にも、羽二重などの繊維、半導体や精密部品といった電気機械が多く生産されており、主に工業で着実な進歩を遂げています。農業では、稲作やサトイモ、スイカなどが多く作られています。
- 観光
- 名勝や史跡が数多くあります。中でも一乗谷朝倉氏庭園、気比の松原、東尋坊、越前大野城、劔神社、熊川宿などが有名です。
- 福井県が舞台となっている作品
- 映画では『夜叉ヶ池』(1979年/篠田正浩監督)、『戦国自衛隊』(1980年/斎藤光正監督)、『雪の花』(2009年/小野寺昭憲監督)などがあります。テレビドラマでは『どてらい男』(1973年/フジテレビ系)、『武蔵 MUSASHI』(2003年/NHK)、『ちりとてちん』(2007年/NHK)など、アニメでは『AIR』(2005年/BS-TBS)、『それでも町は廻っている』(2010年/TBS系)などが挙げられます。
「福井県庁」について
福井県庁は、福井市大手にあります。本庁舎、警察庁舎、議会議事堂からなり、最上階は11階、最下階は地下3階となっています。
- 庁舎について
- 予約制で、庁舎内にある知事応接室、議会議事堂、防災無線室などを見学することが可能です。見学者のみ、県庁舎内の食堂で昼食が食べられるといった特典もあります(予約が必要)。さらに庁舎内にある多目的スペースでは、各課主催によるパネル展などが頻繁に開催されています。
- 事業について
- 県民による長年の運動が実を結び、「北陸新幹線」が敦賀市まで延伸されることが認可されました。