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外交官の仕事



外務省の仕事は、日本以外の国や国際機関と交渉等をして意見を調整し、外交を行なうことです。ここでは、なぜ外交が必要なのか、そして外交官の仕事について紹介します。

外交が必要な理由

外交が必要な理由

「外交」の目的は、国際社会の中で日本の安全と繁栄を確保し、国民の生命と財産を守ることです。国際社会において、国と国との立場や文化が違うと、お互いの利害が一致せず対立することも少なくありません。近年ではアメリカでの9.11テロ事件やイラク戦争等が、国同士の対立によって起きてしまったテロや紛争として挙げられます。「戦争は外交の最終手段」という言葉もある程です。

対話による外交とは

日本では、国際紛争の解決手段として武力行使を行なわないことが、憲法第9条で明言されています。そのため外務省では、「国際問題を話し合いで解決すること」を基本政策として掲げています。国同士の問題を話し合うことで解決できれば、戦争は起こることはないでしょう。もちろん、世界の国々が軍事力をもっているように、日本も自衛隊という防衛力を備えています。それでも戦後の日本では、「武力に訴えずに話し合いで解決しましょう」という外交スタイルを守ってきました。北朝鮮の日本人拉致問題に関して、経済制裁を行なってはいるものの、話し合いの姿勢を貫いています。

外交官の仕事

外交官の仕事

外交官には2つの種類があります。ひとつは外務省の職員である職業外交官と、もうひとつは、外務交渉のためにWTOに参加する人を指します。

外交官は外交交渉において、政府を代表する者として全権が委任されています。インターネットが普及しておらず、また国際電話が一般的ではなかった時代には、外交交渉がスムーズに進むようにと、外務大臣に決定権が与えられていたためです。現在も、それ程重要ではない事項においては、外交官の判断で交渉することが認められています。しかし諸外国との交渉において、外交官の個人では決められないような事項が多いため、外交官が窓口を務め、政府や外務省と相談して決定する場合が大半です。

外交官の仕事は、あくまでも交渉することです。語学が堪能であっても、交渉力が低くては外交官の仕事は勤まりません。例え相手国の言葉を話せなくても、外交官として働くことは可能です。

主な外交

主な外交
開発援助
政府開発援助(ODA)として、開発途上国へ援助を送る際の窓口を担当します。
情報収集
大使館や総領事館を通じて世界各国の情報を集め、友好関係を深めていきます。
利害調整
国連等の国際機関において日本の代表者を務め、日本と他国との利害を調整します。

外交官の身分保障

外交官の身分保障

外交官には不逮捕特権、滞在国での非課税特権などの外交官特権が与えられます。さらに、1961年(昭和36年)に制定された「ウィーン条約」では、外交官自身の身体、及び住居、通信、文書、財産などの不可侵が定められています。これは受入国が外交官の身柄を拘束したりすることで、外交機密の入手防止を目的としており、外交官を守るための権利です。その代わり、外交官として認めるかどうかは相手国の判断に委ねられています。

外交官を自国に受け入れるかどうかは「アグレマン決定会議」という会議で判断されます。受け入れが拒否された場合も、理由の説明は義務づけられていません。この場合は、別の外交官をアグレマンにかけることになります。