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省庁のしくみ 省庁の仕事に就くには



省庁で働く人々は、国家公務員です。国家公務員になるには、国家公務員総合職試験や一般職試験に合格し、各省庁に採用される必要があります。

国家公務員の採用システム

国家公務員の採用システム

国家公務員総合職の試験は、すべて人事院という組織が一括して行ないます。3段階の試験を合格すると、人事院の「国家公務員総合職採用試験合格者名簿」に氏名が記載されます。これは記載されるだけであって、国家公務員試験に合格したということであり、省庁に採用が決定した訳ではありません。国家公務員総合職試験合格者は、総務省財務省などの各省庁の採用面接を受ける必要があります。そして、その採用面接に合格して初めて、晴れて各省庁の職員となることができるのです。

国家公務員一般職も同様です。試験に合格するだけでは公務員になることができず、独立行政法人や行政機関で直接面接を受けることが必要となります。

試験から事務次官までの流れ

試験から事務次官までの流れ

国家公務員総合職の出世、昇給のモデルコースを紹介します。

人事院研修
各省庁に採用された国家公務員は、すぐに職務に就くのではなく、まず人事院で研修を行ないます。内容は政策立案などの実習、学者や元総理大臣などの講義など様々です。
係長、課長補佐に昇進
一般的に、係長には4年、課長補佐には8年で昇進すると言われています。また、地方自治体の部長や副市長などに出向することもあります。
課長に昇進
一般的に課長になるのは40代の公務員が大半です。また、地方自治体の副知事などに出向することもあります。
局長、事務次官に昇進
50代となり、一部の有能な公務員のみが局長や事務次官のポストに就くことができます。一般的に「高級官僚」と呼ばれる立場でもあります。

なぜ公務員は試験で採用されるのか

なぜ公務員は試験で採用されるのか

「中立であるため」。これが大きな理由です。古くは江戸時代、幕府と藩が存在し、士農工商という身分差別があったため、職業選択の自由はありませんでした。武士以外の身分が幕府で働きたいと思っても、不可能だったのです。

明治時代の政府は、省庁を設けました。当初は明治維新で江戸幕府を倒した薩摩藩と長州藩の藩士が公務員を務めていましたが、帝国大学を中心に大学が増加し、大卒の有能な人材が成長。政府は試験で公務員を採用する試験任用と、政治家を公務員採用に関与させる政治任用の2つの採用方法を検討し、試験任用を選択。政党が変われば公務員も変わるという非継続性な行政になる(政治任用の最大のデメリット)ことを避けたのです。これにより、政治と切り離した公平な公務員の採用が実現したのです。

政治任用のメリット・デメリット

メリット
新しい政権の政策を実現するために、優秀な人材を自由に雇用できる。
デメリット
特定の政党にコネなどがある人物が公務員になりやすい可能性がある。公務員は「国民全体の奉仕者」という基本から逸脱。偏った人物の雇用は望ましくない。

試験任用のメリット・デメリット

メリット
コネや身分は一切関係なく、試験だけで採用されるので公平。
デメリット
政府主導で行政運営を行なう際、やや不都合。与党の政策に精通した人物だけを雇用することが難しい。