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令制国とは



日本では、1300年程前に「令制国(りょうせいこく)」と言う行政区分が採用されていました。ここでは、この令制国とはどういったものなのか詳しく紹介していきます。

「令制国」の概要

「令制国」の概要

現代の都道府県制となる前、奈良時代から明治時代までの日本では「律令制(りつりょうせい)」に基づいて「令制国」と言う行政区分をとっていました。そこで、ここでは「令制国」とはどういったものなのかを、「律令制」の解説とともに紹介します。

律令制とは

律令とは、古代日本における法律です。「律」は刑法について、「令」は行政をはじめとした刑法以外の法律についての規定が成されています。本来は中国の隋と唐にならい、7世紀後半から8世紀頃に制定されましたが、中国のものとは違いが多くみられます。また、ベトナムでも採用されていた時期があります。特徴としては、「二官八省」を主とする「中央集権」が挙げられ、日本国に対し政治などの権力を持った機関をひとつのみ設置し、その下に「国郡里」と言う地方行政機関が置かれると言う体制がとられます。土地や住民は、その各地の官僚が統治していました。

令制国とは

律令制のもとで区分けされた地方行政区分のことです。各区域には「国衙(こくが・『国庁(こくちょう)』と呼ばれることもあります)」と言う役所が置かれ、中央政府の下で地方を治めていました。これが、現代で言う県庁に相当するものです。成立した年代には諸説ありますが、確立したのは701年(大宝元年)の「大宝律令」制定からだと言われています。

日本の令制国

令制国は、現代の都道府県制よりもさらに細かく区分けされており、国を地方ごとにまとめて「五畿七道(ごきしちどう)」と言われました。ここでは、五畿七道に分けて各国を紹介します(中には途中で分立するなど動きのあった国もあります)。

五畿
山城国、大和国、河内国、和泉国、摂津国、
七道「東海道」
伊賀国、伊勢国、志摩国、尾張国、三河国、遠江国、駿河国、伊豆国、甲斐国、相模国、武蔵国、安房国、上総国、下総国、常陸国
七道「東山道」
近江国、美濃国、飛騨国、信濃国、諏訪国、上野国、下野国、陸奥国、出羽国
七道「北陸道」
若狭国、越前国、加賀国、能登国、越中国、越後国、佐渡国
七道「山陰道」
丹波国、丹後国、但馬国、因幡国、伯耆国、出雲国、石見国、隠岐国
七道「山陽道」
播磨国、美作国、備前国、備中国、備後国、安芸国、周防国、長門国
七道「南海道」
紀伊国、淡路国、阿波国、讃岐国、伊予国、土佐国、
七道「西海道」
筑前国、筑後国、豊前国、豊後国、肥前国、肥後国、日向国、大隅国、薩摩国、壱岐国、対馬国

さらに戊辰戦争後には蝦夷地を改め「北海道」としました。これにより、以降は「五畿八道」となります。