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役所情報

公立病院を通じて地域医療を提供する
役所の病院事業部



「病院事業部」とは、主に各自治体が運営する公立病院を通して、地域に必要な医療サービスの提供を行なっている部署です。ここでは、病院事業部の役割と課題についてご説明します。

病院事業部の役割

病院事業部の役割

病院事業部は、公立病院の運営やそれに付随する業務を行なっている部署です。病院事業部の組織は、多くの場合は市町村が運営する病院・診療所などと、それらを管理する部門とで成り立っています。

公立病院の人事部や経理部のような役割を持つ管理部門は、公立病院の運営において様々な役割を担っています。例えば、公立病院の医師や看護士など、職員の採用、給与の支払いにかかわる人事部のような業務を行なっています。また必要に応じて、職員の育成にかかわる業務も行なっています。その他にも、公立病院の経理面の管理も行なっています。さらに、公立病院のサービスをより良くするため、病院内に必要な機器や情報管理の仕組みを導入するのも、病院事業部の重要な役割のひとつです。

公立病院が抱える課題

公立病院が抱える課題

公立病院は、大きく2つの共通する課題を抱えています。

1つ目は、病院の経営上の課題です。健全な経営を行なうことは、公立病院を継続的に運営し、地域に十分な医療を提供するために必要不可欠です。強固な経営基盤を維持することが、災害時も平常時も安定した医療を提供することにつながります。

公立病院の多くは、多数の診療科から成る総合病院です。健全な経営のためには、各診療科の採算性も考慮して、その病院に必要な医療の種類を検討し、取捨選択する必要があります。ただし、公立病院は、私立病院にはない公的な存在意義を持っています。そのため、ときには採算がとれなくても、地域医療にとって必要な診療科であれば、それを維持する努力も必要です。このように、公益とのバランスを考えた病院の経営健全化は、多くの公立病院が抱える課題のひとつです。

2つ目の課題は、公立病院の地域医療における役割の問題です。公立病院は、私立病院では難しい診療科の内容や診療時間、サービスなど、地域医療において必要なサービスを提供する必要があります。常に一定数の病床数を確保しておくこともそのひとつです。

また、災害時にどのように対処するか、どのような役割を果たすべきかといった、危機管理体制も常に検討しておく必要があります。その他にも、救急医療について万全の体制を整えたり、最新機器・技術を導入した高度医療サービスを提供したりすることも、公立病院が果たさなくてはならない役割のひとつです。1つ目の健全な病院経営とのバランスで、難しい面もありますが、公的機関としてどのような役割を果たすべきか、常に模索することが求められます。