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役所情報

市役所、区役所、役場の違いとは



市役所、区役所、役場は同じ役所ですが、この中でも特に、区役所は他の2つとカラーが少しが異なります。ここでは、市役所、区役所、役場の持つそれぞれの機能や採用試験の違いについて説明します。

業務の違い

業務の違い

まず、市役所と役場には基本的な業務の違いはありません。市に設置される行政機関を「市役所」、町や村に設置される行政機関を「町役場」、「村役場」と言います。いずれも住民の生活がよりよくなるサービスを提供しています。

区については、少し異なります。まず、「指定都市」と呼ばれる都市は、法律により区を設置することが決められています。指定都市は、都道府県と同等の行政業務を行なうことができる特別な都市です。区を持っている都市には、例えば、東京都、さいたま市、横浜市、名古屋市などがあります。人口の基準などによって決められるため、大都市であることが分かります。

指定都市が持つ区役所の業務範囲は、大きく2種類に分けられます。「小区役所制」と「大区役所制」です。「小区役所制」に分類される大阪市、神戸市などは、区役所は戸籍や住民票、国民健康保険など、主に住民の生活にかかわりの深い業務を行なっています。一方、「大区役所制」に分類される横浜市、名古屋市などは、それぞれの区役所は生活に深くかかわる業務の他に、建築や保健にかかわる業務などを幅広く行なっています。つまり、この「大区役所制」に分類される区は、市に近い広範な業務を行なっていると言えます。

東京23区は、これらの区とは役割や業務が異なります。横浜市や名古屋市が持つ区は「行政区」と呼ばれていますが、東京都の23区は「特別区」と言います。「行政区」は、あくまで市の中のひとつの機関であり、独立した行政機関ではありません。それぞれの区長についても市から任命される形となります。

一方、「特別区」はそれ自身が独立した行政機関です。区長は、区民による選挙で選ばれ、区議会も存在します。独自の条例を定めたり、課税を行なったりする権限もあります。「特別区」は、市や町と同等の役割を担っているのです。

採用試験の違い

採用試験の違い

市役所、区役所、役場の職員になるためには、採用試験に合格する必要があります。一般に、「地方公務員試験」と呼ばれる試験です。地方公務員試験は、回数も試験科目も様々ですが、主に筆記試験と面接試験が中心となります。

市役所や役場は、それぞれが持つ人事委員会を中心に採用試験を行なっています。行政区は、市の中のひとつの機関なので、単独での採用は行なっておらず、市の採用試験を受けることになります。一方、東京都の特別区は独立した行政機関であるため、東京都とは別の独立した採用試験があります。

東京23区は、それぞれが独立した自治体ですが、特別区の採用試験は一括して実施されています。例えば、千代田区で働きたいから千代田区の試験を受けるのではなく、東京23区でまとまった特別区採用試験を受けることになります。採用試験を受験する段階では、どの区に配属されたいかという希望を提出することはできますが、この時点ではまだ、どこで働くかは決まっていないことになります。こういった受験方式は、他の市役所、町役場、村役場とは大きく異なるものです。